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【名著】99.9%の人間は未来を見誤る『未来に先回りする思考法』を読んでみて

投稿日:2016年11月26日 更新日:

どうも。僕(@novl_h)です。

99.9%の人間は未来を見誤る

こんな強烈な文章からスタートする『未来に先回りする思考法』。

本著を読んでみての感想、レビュー、内容をまとめてみたいと思います。

まず、著者の佐藤さんですが、メタップスという上場企業の経営者さんです。

ただ、まだ30歳とかなりお若いですが、実績はゴイスーです。

大学在学中の2007年に株式会社メタップスを設立し代表取締役に就任。2011年に人工知能を活用したアプリ収益化プラットフォーム「Metaps」を開始、世界8拠点に事業を拡大。2013年より金融プラットフォーム「SPIKE」の立ち上げに従事。2015年のフォーブス「日本を救う起業家ベスト10」、AERA「日本を突破する100人」に選出。/参照

ホリエモンも自身のキュレーションメディア「HORIEMON.COM」にて対談していましたが、結構気が合うようですね。

horie

とまぁ著者紹介はこれくらいにして、早速書籍の内容に入りましょうか。

99.9%の人間は未来を見誤る

「実際に空を飛ぶ機会が、数学者と機械工の協力と普段の努力によって発明されるまでには、百万年から一千万年かかるだろう。」ー1903年ニューヨークタイムズ(ライト兄弟初飛行の数週間前に掲載)

一流誌のジャーナリストがなぜこんな間違いを犯したのか?

これは今現在にも言えることである。

  • 宇宙船はSFの世界だと思われていたり
  • Facebookのような実名登録のSnsは日本では流行らないと言われていたり
  • iPhoneは赤外線がないしおサイフケータイがないから日本では使われない

ついこの間まで本当にこのように思っていた人間がいたのだ。

最近だとビットコインとかかな。銀行やお金がなくなる日はもうすぐそこまできています!

0.1%の人は「世界が変化するパターン」を見抜いている

99.9%の人間と、0.1%の人間の違いは「パターンを認識する能力」があるかないか。

パターン認識に当たって最も重要な要素となるのが、テクノロジー。

いつの時代もテクノロジーが牽引してきた。テクノロジーというと今ではIT系となんか言われているが、古代人が使った石器に始まり、紙や本だってそうだし、貨幣や電気などもそう。

今の時代でいうテクノロジーは「インターネット」。実はこれからがインターネットの本領発揮の時代。

インターネットとグーグルとアップルのおかげでどんな人でも平等にテクノロジーに触れることができるようになりました。

それでも情弱やテクノロジーに弱い人が多いのはただ単に触れるきっかけや環境がないから。

そういった環境があるところに飛び込むことが大事ですよね。

リーンスタートアップではもう勝てない理由

リーンスタートアップは最初から予想するのはやめて変化が起きた瞬間に即座に対応し、修正を重ね、変化していけばいいという概念。

「地図を捨ててコンパスを持つ」ことにある。

しかし、どれだけスピーディに変化に対応して仮説検証を繰り返しても、競争が激しくなりすぎてしまえば、十分な収益を上げることはできない。

これからは「変化に先回りしたもののみが生き残ることができる」時代。

ペイパル共同創業者のひとりで「ゼロ・トゥ・ワン」の著者でもあるピーターティールも同じこといってましたね。

投票率が低いことは悪なのか?

日本で選挙システムが導入されたのは明治時代の頃。

もう、100年以上も前のことです。そして、その時から、そのシステムはほとんど更新されていません。

明治時代と現代では、社会的な状況が全く異なります。

ネットが情報収集と発信のベースになっている現代の若い人たちにとっては、特定の時間に特定の場所へ神の投票養子に名前を書きに行く行為に疑問を感じない方が難しいのです。

私は、投票率が低下しているのは若者が怠慢になっているからではないと考えています。

環境や条件が変われば、問題解決のための手段も変わります。既存のプロセスを通さなくても従来の政治の目的は達成可能な時代になりつつある時代に「投票率を上げよう!」と叫び、他の選択肢を検討しないのは、ある種の思考停止とさえ言えるでしょう。

本当に考えなければいけないのは、どのようなシステムであれば民意をスムーズに汲み取れるか、社会の課題を効率的に解決できるかです。惰性だけで従来のやり方を二周し続けることに意味はありません。今考えるべきは投票率を上げる方法ではなく、時代に合致しなくなったシステムに代わる新しい仕組みの方でしょう。

これ本当にその通りだと思いました。。。

佐藤さん、政治家になってくれないかな。。。。

テクノロジーの進化は、起業家や投資家でさえ追いつけていない

テクノロジーの進化は、事実IT企業の巨人しか追いつけていない。

Facebook,Google,Apple,Amazon

それはなぜか。これらの超大企業が研究者やデータの囲い込みをしているから。

外部での認知まで現段階で年単位で差が生まれてきている。

レイヤー化する世界とはまさにこのことで、どんなすごい人でも「全部を知る」ことなんて無理だから、超大企業かそのインフラやプラットフォームの上で生きて行く人間のどっちかの両極端に世界がなって行くんですよね。

"ロボットが仕事を奪う"にかけている視点

「いっそのこと技術を進歩させない方がいいのでは」という考えもあるがそれは不可能。

なぜなら人間は便利なものを一度使ってしまうと後戻りできないから。

Lineを使わず手紙でやりとりするのを意図的にできる人は少ないのでは。

では、「奪われる」という表現は正しいのか。

そもそも奪われるという表現が間違い。

この表現からわかるように人間にとって労働が必須のものとして扱われている。

仕事がなくなればお金を稼げなくなり、お金がなければ生活ができないという図式が今後も続くことが、議論の前提になっている。

しかし、それは普遍的なものなのか?

たった30年前、日本は土曜日も休日もなかった。

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私たちはテクノロジーの変化によって労働から解放されて行っているとも言える。

しかし、労働時間が減っている一方、生活は確実に豊かになっています。

とはいえ、労働をせずどうやって生活するのか?

ロボットによる自動化が進み、単純労働は減少します。それに応じ、知的労働を続ける人との所得格差も必然的に拡大する。であれば、労働することにこだわらず、労働所得への依存度を下げていく方向性も考えられるのでは、というのがこの質問に対する答え。

多くの人間は労働者であり、消費者。ロボット化が進むにつれて(テクノロジーが発展することによって)あらゆるコストが減る。受け取る賃金が減っても消費者として支払う金額も減れば、プラスマイナスゼロになる。

「奪われる」という表現をこれを機に使わなくなりました。

「奪われる」のではなく、「解放される」のですね。

だから、どのみちあと数年で解放されるんだったら、無意味で楽しくない仕事なんてしなくていいし、なんならニートして自分の好きなことやっている人の方が、やらされてる仕事をいやいややっているサラリーマンよりよっぽど本質的な生き方してるんじゃないかと思うんです。

あらゆるものは無料に近づく

理論上、インターネットやテクノロジー以外のものも無料に近づきます。

つまり、現在の労働環境を無条件に「当たり前」と受け入れる議論に意味はありません。

次の「当たり前」が作り出されるまでの過渡期の話。

生活コスト削減ツールとしてのシェアリングエコノミー。

各個人の余ったリソースをネットワーク全体で教師合うシステムです。あるものを必要としている人とそれを提供できる人がハブを通さずつながることができるので、社会全体での効率が大幅に上がり、コストが削減されます。

Airbnb、Zipcarがそれにあたる。

これも間違いないし、すでにそうなってきています。

数年前までうん十万するような情報が今や無料でネットに転がっているし、テクノロジー関連のモノの価値はもう顕著顕著。

この前ヤマダ電機で32Gのメモリスティックが100円で売ってて、目ん玉飛び出そうになりました。

あらゆるものってのは、なにもIT関連のものだけじゃなくて「住居」や「衣類」も該当してきます。

本著でも触れていますが、例えば居住者のデータを無料で取らせてもらう代わりに住居を提供する『Google House』とか今後全然ありそう。

そしたら、もう不動産業界なんてなくなるし、家を買うなんて馬鹿らしくなります。99.9%の人はあり得ないと思うだろうけど、だからこそそうなる、ということですね。

未来に先回りする意思決定法

本当に大きな成果をあげたいのであれば、真っ先に考えなければいけないのは今の自分が進んでいる道は「そもそも本当に進むべき道なのかどうか」

現状をひたすら効率化し続けることは、目的地への近道を探すことを放棄した思考停止の状態とも言えます。

迷路のようにたった一つの道しかゴールにつながっていないわけではない。ゴールへのルートは無限に存在します。

「無駄な努力はない」が、「報われない努力」は存在すると考えています。

どうすれば現状のやり方を効率化できるか? < 今も本当にそれをやる価値があるのか?

大きなリターンを出すためには適切な時に適切な場所にいることが重要です。人間一人の努力によってできることは非常に限られています。努力に頼るよりも大きな流れに乗る方がはるかに早く目的地に着くことができます。

1. 常に原理から考える

手段が目的化することを防ぐためには、今やっている活動がどんな課題を解決するために誕生したのか、常にその原理を意識しておく必要があります。

もし、その課題を解決するためにもっと効率的な方法がすでに存在しているのであれば、今の活動を続ける意味はありません。

2. テクノロジーの現在地を知る。

テクノロジーを「知る」という行為には、4つの段階

  • 使える
  • ポテンシャルがわかる
  • なぜ出来たのかを原理から理解している
  • 実際の作り方がわかる

の4段階。

3. タイミングを見極める

必要なのは、「リソース」と「タイミング」。

タイミングまでにリソースを集めること。

リソースとは、資金や人脈、経験などなど。タイミングとは、そのアイデアを実行に移すタイミングです。

リアルタイムの状況を見ると自分も含めて誰もがそうは思えないのだけれど、原理を突き詰めていくと必ずそうなるだろうという未来にこそ、投資をする必要があります。

スティーブ・ジョブズも、「right time , right place」という言葉を残しているように、人は環境に起因して様々な変化を起こします。

ジョブズがもし、シリコンバレーで生まれていなかったら、MacもiPhoneも生まれていなかったでしょう。

自分を取り巻く環境とその環境が向かう方向性というのは、めちゃくちゃ大事だと僕も最近めちゃくちゃ実感しています。

「Be a doer, not a talker.」

"Be a doer, not a talker.(評論家になるな、実践者たれ)"

の精神がとても大事です。

「知る」という行為にはいくつも階層があります。

アインシュタインは、

"情報は知識にあらず、現実の理解は実験に始まり実験に終わる。"

と言いました。

現代は行動する人が多くを得る時代です。

情報と資本の流動性が高まった現代において、かつて100年かけて起こっていた変化は3年で起こるようになりました。

かつての成功パターンはすぐに時代遅れの古いものになってしまいます。

知識は得た瞬間に陳腐化を始めます。

また、知識を詰め込んで記憶することの価値もネットのおかげでどんどん薄れています。

変化を察知し、誰よりも早く新しい世の中のパターンを認識して、現実への最適化を繰り返しましょう。

「あ〜それ聞いたことある。」で話が終わる人がとても多い。

誰だってホームページ作れるし、誰だってブログ書けるし、誰だってプログラミングできるし、誰だって起業できるけど、結局やったことあってそれを継続している人はごくごくわずか。

やってなんぼ、できてなんぼですよねほんと。

最後に

まだ読んでないよ!という人は、スマホで「Kindle」アプリをダウンロードすれば、お試し版読めるので是非チェケラしてみてください。

あ、あのイケハヤ先生も推していました!

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